畑仕事は苦手な私の野菜づくり – 3 我家の放任組 ~オーガニックな暮らし~
畑仕事はちょっと苦手な権田です。
畑仕事が苦手な私でも、大変ありがたい我家の放任組です。ほったらかしておいても毎年季節の旬を提供してくれます。
これはミョウガ。我家では栗の木の下や柚子の木の下、物置小屋の裏などに大量に群生していて、季節には新鮮なミョウガを提供してくれます。根元から顔を出して来たら、必要な時に採ってきて、薬味として楽しみます。
これは明日葉(アシタバ)で、伊豆七島ではいたる所に自生しています。βカロテンが豊富な健康増進野菜として知られています。
夏の八丈島の民宿では、朝の味噌汁の具として、おひたしとして、朝に晩にアシタバずくしでした。
我家でも木陰に自生しているような状態で、毎年初夏から美味しくいただくことができます。私は採りたてゆでたてをシンプルにオリーブオイルだけで食べるのが好きで、太めの茎もアシタバ独特の香りと甘みがありとても美味しく頂いています。
これは青じそ、毎年畑のあちこちに大量に生えてきます。
別名大葉は刺身のツマに、また我家では特に冷汁に薬味として大量に入れて頂きます。ミョウガと共に冷汁には欠かせません。
これからキュウリも最盛期となり、冷汁は我家の暑い夏を乗り越える味覚として、キュウリや大葉を大量消費する夏の料理の定番です。
これはフキ、これも垣根沿いに建物の裏に、毎年たくさん生えます。ご存知の様に、早春のフキノトウの独特の香りは何物にも代えられません。天ぷらにするのもとても美味しいですが、我家では母が毎年フキ味噌を作ってくれ、春の香りを楽しみます。茎は油揚げと一緒に油でいためて、醤油と砂糖で味付けをして頂きます。
これは菊芋、これも種芋を植え付けてからは放任なのですが、他のものとは違い放任したままにしておくと大変なことになるので、春になる前にはほとんど掘り起こします。今年はその芋から3つだけを種芋として植えました。昨年は5つの種芋を植えましたが、食べきれませんでした。
菊芋は、糖尿病改善・予防に効果抜群と言われています。それは血糖値改善成分イヌリンや糖代謝を助けるミネラル、ポリフェノールをたくさん含んでいるからだそうです。
ただ、ちょっと食べ方に工夫が必要かもしれません。私はキンピラにして頂くのが好きで、野菜スープにも入れて食べます。
これは見ての通りホオズキ。ホオズキも毎年たくさん生えてきます。お盆には盆棚に飾るのに大変役立ってくれます。
こうした我家の放任組は、ほとんど手間がかからずとてもありがたいです。
皆さんのお宅でも、庭の片隅や家の裏の方にでも植えて、季節の味覚を楽しんでほしいと思います。
畑仕事は苦手な私の野菜づくり – 11 冬越しパッションフルーツ
畑仕事は苦手な私の野菜づくり – 12 夏みかん蜂蜜シロップ
オーガニックとは:ここでは、ほとんど何もしない自然任せ、毎年時期になると芽生えて育ち、増えていきます。もちろん化学肥料農薬不使用。
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