オーガニックとは

オーガニックで思い浮かべるのは?

近年「オーガニック」という言葉を耳にする機会が増えてきました。皆さんはオーガニックにどんなイメージを持っていますか。

●化学農薬を使っていない
●自然や生き物を大切にする
●健康的

など、世間的なオーガニックのイメージはたくさんありますね。

では実際、オーガニックとは何なのでしょうか。
例えば辞書を見ると

1 有機体の。
2 化学肥料や農薬を使用しない野菜や、添加物を入れていない食料品などをさす言葉。

と解説されています。
また、国際的に有機産業を推進させる活動を行っているIFORM(国際有機農業運動連盟)では、オーガニックの原則に「生態系」「健康」「公正」「配慮」の4項目を掲げています。

 

どうでしょう?
何となく分かるような、分からないような・・・・・・

 

 

オーガニックはなぜ社会に求められてるの?

では、オーガニックの意味について考える前に、なぜ今、社会にオーガニックが求められているのか考えてみましょう。
まず、当たり前のことですが、人は微生物や植物がなければ生きていくことができません。
地球上の生命は、食物連鎖によって全てつながっているからです。

ということは、人と自然は、良好な関係でなくてはいけませんよね。
最後には自分たちに戻ってくるのですから、できる限り自然で健全な食物連鎖を守っていく必要があります。
これまで人間は、自分たちの暮らしやすさを優先させるために自然への配慮を疎かにしていきました。
しかし、いつまでもこのままではいけない!
ということで、自然で健全なサイクル(循環)を守っていくことが今、社会的に求められているのです。

 

オーガニックとは、人と自然の間のサイクルをいちばんに考えること

そういった意味でオーガニックとは、

人と自然との間に生まれるサイクル(循環)をいちばんに考えること

と言えます。
難しいことではなく、「循環できないものは避けて暮らしていきましょう」という、とてもシンプルなお話です。
いま、オーガニックという言葉は食べ物だけではなく、住宅や音楽、化粧品など、ライフスタイルそのものになっています。

ぜひ、皆さんもできるところから、オーガニックな暮らし方をはじめてみませんか。