2021-05-03

緑に包まれて ~ 雨は大地に:オーガニックな環境づくり ~

5月、庭の木々も若葉が茂り瑞々しい緑に心も和みます。

ここの植栽には、高木のシャラとモミジを中心に低木にはツツジやサツキ、その間にサザンカやヤマブキ、レンギョウ、下草にはコグマザサを配しています。

庭のデザインは建物に合わせて和風を意識していますが、ツツジやサツキもあえて形を整える程には刈り込まず、自然の雰囲気をかもす様にしています。

四季折々、季節の移り変わりに木々の変化を身近に楽しむことができます。そして、それらの緑が、夏には強い陽射しを和らげてくれます。そうした自然の恵みを利用した環境づくりも、オーガニックな生活環境づくりにつながります。

南側(左)の棟の軒先には雨どいは設けていません。雨だれを砂利を敷いた雨落としに落としています。雨落としは、掘った溝の両側に屋根瓦を小端立てにしてその間に川砂利を敷き込んだだけで、底は土のままにして、雨水はそのまま土の中に染み込んでいくようにしています。

セメントやコンクリートで固めるようなことはオーガニックな環境づくり、持続可能なものづくりには好ましくありません。

環境のためにも雨水はできるだけ直接大地に戻すように工夫しましょう。直ぐに側溝には流さないようにして、敷地の中を流したり、水溜まりも設けてできるだけ地面に染み込ませるようにします。

 

権田です。私は時々、生活の中のオーガニックに関すること、出来事を中心に環境づくりや持続可能ものづくりについての思い等を綴っていきたいと思います。少しでも参考にして頂けたら幸いです。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です